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- Newer : 君が願えば
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もうすぐ週末。4日はBASARAの劇場版公開日。
初日に観に行く約束をしているので、ドキドキとわくわくとそわそわでいっぱいです(笑)
早く土曜日カモーン!!(≧∀≦)ノシ
そわそわしすぎて不審になってます。でもそのくらい楽しみすぎて滾ってるんだ…!でも小説は進まないという罠。どうしたものかなぁ…。終わりが見えてはいるんだ。
続きにちょっと先にお披露目しようかなぁ?
このお話の一番最後は前世で叶わなかったことが叶う、って言うのがやりたいので「こいめぐり」のあとにもうひとつある予定です。
まだ題名は決めかねているんですが、お話は決まってます。おそらくすぐにわかるとは思いますが。私の話に、伏線って存在しないから←
題名がですね、「こいがさね」か「こいがたり」のどちらかにしたいのですが、決めかねてます。意見を募ろうかしら…。このお話の鍵のひとつに桜の花があったので、こいめぐりは一貫して花のつく言葉を副題にしています。辞典めくったりするの楽しかったです。
フライングですが、4話目の副題は「花影」(かえい)、です。なるべく綺麗な響きで、なおかつ話の内容に似合いそうなものを選ぶのは結構大変。ちなみにこいめぐりやこいしずくは私の造語です。意味としては、感じに直せばお分かり頂けるかと。
こいしずくは「恋雫」で、恋の雫…二人が別れるときの惜別、結ばれた喜び、いろんな場面での涙をイメージしました。
こいめぐりは「恋巡り」つまりは生まれ変わって、まためぐり逢う。繰り返す、と言うような意味でつけました。そう言うのは考えるの大好きです(笑)
続きにちらりと4話目の冒頭をつけてみました。頑張って書き進めますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。
校庭の木々が寂しくなってきた。紅葉はもう地に落ちて土へと還るのだろう。
これから冬に向かうこの時期は、あんなにも鮮やかだった葉もすべて土に還してしまう。
渡り廊下の片隅で地面に落ちている紅を見つめる。なんとなく物悲しい気分になるのは、きっと長く彼に逢えていないからだ。姿をたまに見かけることはある。けれど話すことはない。
あの秋の日以来、視線が合うことも―――ない。
ため息を吐き出しそうになるのを堪える。何も言わず逃げたのは自分だ。彼が何を思ったかは計り知れないが、良い印象を持たなかっただろうことは確かだ。
紅葉を髪に挿してくれた時、あの日の彼と重なって見えた。だから思い出したのかと思ったのだ。けれど彼の眸にはその様子はなく、自分の強欲さに呆れた。
思い出さなくていいと言いながら、誰より思い出してほしいのだ。政宗に相対するたび、心の底で哀しみが沈殿していく。
言ってしまいそうになる。―――どうして忘れてしまったの、と。
「幸姫」
呼ばれて視線を向けると、眉を寄せた元就がドアを開けた状態で待っていた。
そう言えば移動の途中だったと、止まっていた足を慌てて動かす。
「すみませぬ…」
「いや、問題ない。…大丈夫か」
声に心配そうな色が混じっていた。
気を使わせてしまって、申し訳ないと思う。けれど同じくらい嬉しくもあった。
元就は幸姫が何を嘆いているか知っている。そのせいか、彼に対してひどく敵愾心を持っているようだ。
「もう、諦めるということは出来ぬのか」
ぽつりと呟かれたそれに、軽く目を瞠る。
元就の切れ長の眸が幸姫をじっと見つめていた。
彼女の言いたいこともわからなくはない。いつ思い出すか―――もう思い出さずに散るか。それは誰にもわからないのだ。いつまでも政宗を想い続ける自信はあるが、想いが返ってくる確証はない。
幸姫はそっと息を吐く。白いものが混じってきた。これから冬に向かう証拠だ。
「諦めることが出来たら…きっとこんなに苦しくはないのでしょうね」
「ならば…」
「けれど、出来ぬのです」
元就の言葉を遮るようにして幸姫が言った。
振り向いたその顔はひどく儚い。茜色の眸が諦めたように、けれど幸せそうに細められた。
「私のすべてが…魂があの人を求めているから。あの方以外には誰もこの胸の内に住まわせることは出来ません」
口元は小さく笑みを浮かべてすらいる。そっと自身の胸を押さえた幸姫は元就を見て困ったように首を傾げた。元就の唐茶色の眸には悲哀が色濃く映し出されている。
「……そなたは馬鹿だ…」
「そうかも、しれませんね」
「馬鹿もの…」
少し小さな手が伸ばされ、冷たくなった幸姫の手を掴む。
ほんのりとあたたかなそれに涙が出そうになった。
始業のチャイムが鳴っても、二人はそこに立ちすくんだままだった。
2011/06/02 つれづれ Trackback() Comment(0)
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